授業料の「外」にかかる主な費用

園や学校によって構成は違いますが、授業料以外でよく出てくるのは次の費目です。金額は当サイト掲載校の実例から見た 目安の幅 です(園・校・コースで大きく異なります)。

費目かかるタイミング目安(掲載校の例)
入学金・入園登録料入学時(一時金)2万〜30万円
施設費・設備費・維持費毎月 または 年1回月数千円/年に数万〜20万円
給食費毎月月5,000〜9,000円(弁当制は不要)
送迎・スクールバス毎月月4,000〜11,000円(利用者のみ)
教材費毎月 または 年1回月数百〜数千円/年5,000〜7万円
その他都度・年1回など制服・行事費・冷暖房費・傷害保険・進級費 など

ポイントは 「毎月かかるもの」と「年1回・一時金」を分けて考える こと。年1回の費用は12で割って月に均すと、毎月の実感に近づきます。

「月の授業料」と「実際に毎月出ていくお金」は違う——具体例

長野県のあるプリスクール(3〜5歳)の例で見てみます。

  • 英語プログラム料(実質の授業料):月 49,000円
  • + 給食費:月 8,800円
  • + 送迎:月 4,000円
  • + 設備費:年 100,000円(=月あたり約 8,300円)

合計すると、毎月の実質負担は 約7万円。さらに入園時に登録料が2万円かかります。「月49,000円」のつもりが、ふたを開ければ 月7万円前後 ——この差を入学前に知っておくかどうかは大きいです。

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幼児教育・保育の無償化で、授業料が下がることも

3〜5歳児は 幼児教育・保育の無償化 の対象になる施設があり、認可外保育施設なら 月最大37,000円 までの補助を受けられる場合があります(対象施設のみ)。

ただし注意したいのは、無償化の対象は基本的に 「保育料」部分 だということ。英語プログラム料・給食費・施設費・教材費は 対象外のことが多い です。「無償化対象」と書いてあっても、実際に何がいくら安くなるのか、補助後の実負担を必ず確認しましょう。

小学校以上のインターは、さらに費用が大きくなる

プリスクールより、小学部以上のインターナショナルスクールは費用がぐっと上がります。授業料が 月10万〜30万円規模 になることも珍しくありません。

例えば、ある一条校のIB小学校(PYP)では——授業料 月98,000円 に加えて、設備維持費 年125,000円・給食費 月5,500円・入学登録料 30,000円が別途。授業料だけ見るのと、年間総額で見るのとでは、印象がまったく変わります。

入学前に確認したい「お金」チェックリスト

  • 公式サイトの「費用」「学費」ページを隅々まで読む(脚注の 「別途」 に注意)
  • 一時金(入学金・登録料・初年度の施設費)はいくらか
  • 毎月かかるもの(授業料・給食・施設費・バス)の 合計 はいくらか
  • 年1回・学期ごとにかかるもの(教材費・行事費・冷暖房費)
  • 無償化・補助の 対象範囲(何が対象で、何が対象外か)
  • きょうだい割引・同時在籍時の費用
  • 値上げの頻度・実績
  • 見学や説明会で「年間トータルでいくらになりますか」と直接聞く

まとめ:「月の授業料」ではなく「年間の総額」で見る

大切なのは、一時金 + 毎月の費用 + 年1回の費用 を足して、年間の総額でとらえること。月の授業料だけで判断すると、入学後に家計が苦しくなりがちです。

当サイトの各学校ページの 「暮らしを試算」 では、分かっている学校について「学費以外にかかる費用」も表示しています。シミュレーターを使えば、学費・家賃・車まで含めた 月の合計と必要な世帯年収の目安 も確認できます。

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