長距離×家族4人×大物家具。業者選びは「安心優先」

我が家の引越しは9月末。繁忙期ほどではないものの「引越しシーズンですね」と言われる時期でした。横浜から長野への長距離で、荷物は家族4人分。ソファ、冷蔵庫、洗濯機、ダイニングテーブル、椅子6脚、仕事用デスク、電動自転車、冬タイヤ4本——大物もたくさん。

実は以前、実家の引越しで価格だけを重視して業者を選び、家具は壊れる・配置は適当・梱包資材は段ボールだけ、という苦い経験をしました。なので今回は安心を優先し、大手2社だけに見積もりをお願いしました。

1社目の見積もりは約50万円

結果は……約50万円以上。「高っ!!」と夫婦で顔を見合わせました。「トラックは2台になるかもしれません」「作業員も4人体制ですね」とのこと。長距離引越しの現実を実感しました。もちろん「もうちょっと安くなりません?」と交渉しましたが、「ここからは難しいですね」。

2社目で交渉——最終的に30万円台へ

続いて2社目は、最初から45万円ほど。ここでも「もう少し何とかなりませんか?」と粘ったところ、なんと10万円近くの値引きで最終的に30万円台に。夫婦で即決しました。

長距離の引越しは、複数社の見積もり+交渉で金額がかなり動く、というのが実感です。

荷造りが終わらない

段ボール約30箱が届き、荷造り開始。ここからが本当に大変でした。仕事をしながら、子どもの送り迎えをしながら、夜は荷造り。「これは長野ですぐ使う?」「まだ使うから箱に入れられへん」を毎日繰り返し、必要な物を先に箱に入れてしまって「どこ入れたっけ?」と探すこともしょっちゅう。

子どもたちは当然「ママー!」「パパ遊ぼ!」と元気いっぱいで、荷造りは全然進みません(笑)。結局、段ボールを閉じ終えたのは引越し前日でした。

当日、トラックを見て夫婦で固まる

予定どおり11時頃に業者さんが到着。そしてトラックを見た瞬間、「あれ……トラック小さくない?」。降りてきた作業員さんは2人。正直かなり不安でした。

でも作業が始まると、さすがプロ。家具を運び、段ボールを積み、少しの隙間も逃さない。まるでテトリスです。「そこ入るん!?」と感動……したものの、終わらない(笑)。15時、まだ積んでる。17時、まだ積んでる。終わったのは20時。11時開始なので約9時間、人生最長の引越しでした。

最後の最後に「タイヤ積んでなくない?」

ようやく終わった……と思ったその時、夫が一言。「タイヤ積んでなくない?」。確認すると、冬タイヤ4本がそのまま玄関横に(笑)。でもトラックはもうパンパン。結局「タイヤだけ後日発送します」ということに。さらにエアコン取り外し後の配管の穴もそのままになりかけて、その場で対応をお願いしました。「今日は最後まで何かある日やな」と笑うしかありませんでした。

3年間ありがとう。いよいよ長野へ

いろいろなハプニングはありましたが、なんとか荷物を送り出し、私たちも長野へ出発。3年間暮らした注文住宅に「ありがとう」と心の中で伝えて、横浜をあとにしました。ワクワク半分、不安半分。でもこの時の私たちは、これから始まる長野での生活に胸を躍らせていました。(#13へ続く)